新年の初取引はグラクソ・スミスクライン(GSK)を特定口座からNISAに移管しました。
・GSKの昨今の情勢
GSKは見込み配当は5.46%(18/1/3現在)です、英国株は現地税が0なので、NISAにすると日本の20%の税金が免除されるため、まるっとこの利回りが受け取れるのが強みです。
最近の業績は競合医薬品との競争および研究開発の弱さ、減配リスクで株価が下がっています。更に株価が下落する可能性もあると思います。
PER水準は28倍と高いですが見通しPERは12倍程度、フリーキャッシュフローは配当と同レベルなので、ここまで売り込まれるほどかなあ?というのが私的な感想です。
ワクチン、生活必需品の安定した売上・利益も半分程度はあるので、長期で配当貰ってのんびりするにはまずまずの銘柄かなと思って持っています。
ダメだと思ったら損切しますが。
・NISAに塩漬け株を移動する作戦について
この作戦の良いところは含み損銘柄を損失確定することで特定口座に損失を出せるので、その年で特定口座での譲渡益や配当などの税金が軽くなることだと思います。
あとは、NISA終了までの5年の間は日本の配当課税20%が免除され、買値より株価が上がれば利益に税金がかからないという感じで、塩漬けてもよし・上がったら売ってよし、と言う感じで気長に待てるわけです。
まあ、下がり続けたら上記の目論見は配当課税が安くなるくらいで、残念な感じになるんですけどね。
・過去のNISA塩漬け作戦の結果について
ここ2,3年でNISA枠で買った銘柄の状況についてですが。
ユニオンパシフック(UNP)やウォルマート(WMT)は利益が出て売却、IBMはほどほど成功したがまだ保有、ギリアド(GILD)は気長に復活を待ってます (´・ω・`)
ウォルマート(WMT)は売った後に更に3割位上がっててもう訳わからん感じですが。
上昇相場ってそれまでの低評価をさっぱり忘れてて効率的市場とかそんなの嘘だろとしか思えなくなります。
・おわりに
夜に買ったGSKですが、朝になったら+4%になってました。やほーい。
今後はGSK太郎として株価に一喜一憂していこうと思います (`・ω・´)シャキーン
GSK太郎!、
そういえば以前にこちらのブログでGSKの現地課税ゼロの話を聞いて興味を持ったのを思い出しました。結果、まだ購入していませんが。
含み損確定でNISA移行は面白いですね。
その年に利益のあるものがあって通算させられればなおいい戦略ですね。