ちょうど最寄りのレンタルビデオ屋さんで、100円レンタルになっていたので観てみました。
観たのはブルーレイの字幕版です。
サブプライムローン崩壊~リーマンショックと言われている投資銀行破綻までのお話です。
あらすじとしてはサブプライムローンの危険性に気がついた投資家達が、どのようにしてその局面を利用して賭けで利益をあげていくかという過程を描いたものとなっています。
時折挟まれる債券や金融商品の仕組みの解説もそこそこ分かりやすくなっていると思います。
空売りの心理的な難しさについてもよく描かれていると思います。
市場が正しいのか、自分が正しいのか。投資家あるあるですね。
そこそこ長い投資歴の方は2007年~サブプライムローン崩壊~リーマン破綻までの話は知っていることが多いと思いますが、最近投資を始めて知らない人はぜひ観ておいて損はないと思います。
投資家目線だと、星を5つ星評価で3くらいの面白さかなと思います。
俳優さんたちの演技はなかなか良いと思いますが、映像や展開としては迫力に欠ける感じがするので。
投資に興味のない人には多分あまり面白くないと思います。
さて、映画とはずれますが、リーマンショックに関連した私の体験としては、
当時は外国株を含めたインデックス投資をしていたのですが、
相場が20%くらい下落した時点でサブプライムの問題は根が深そうだと思って逃げ出しました。
当時は空売りするなんて思いつきもしませんでしたね。
逃げた判断は正しかったけど、しばらく投資から遠ざかったのでだいぶダメージを食らった苦い過去です。
そういえば、空売りに関しては私も東日本震災のときに原発が爆発した前後で、首都圏から脱出した先のホテルで日経のCFDで下落に賭けていたことがあります。
はじめは利益を上げましたがその後株価は回復し50万位溶かしたことがあります。
原発は爆発するだろうというかなり確度の高い情報を先に得て、爆発したらおそらく株価はかなりひどいものになるだろうという確信があったのですが、案外市場は反応しなかったということです。
結果的に私は損をしましたが、日本が滅亡するレベルの破局的な状況にまで発展しなくて良かったと思っています。
この映画はその時の気持ちを少し思い出しました。
それでは、良い映画(投資?)ライフを。。