家を出ようかという記事を書いたが、ちょっと親を悪く書きすぎた感じはある(少しだけ直したが)。
冷淡な人間だなと読み返しても思うし、無職の息子を家に入れるストレスというのは結構あるだろうから”ちょっとは感謝しろよ自分”とは思う。
大体、長く人間をやっていれば自分が3で相手が7悪いと思ってても、現実は大体5対5くらいだし、自己中な人間の判断なら自分が7、相手が3悪いような歪みがあるものだ。
人間関係や仕事を長く続けるコツはなにか嫌なことがあればお互い様、いいことをしてもらったら感謝するということに尽きると思うが、まあ理屈ではわかっていてもなかなか性分は変えられないのが人間の悲しいところかなと思う。
話は変わるが、自分は普通っぽい人間のフリをするのが面倒なのだと思う。
人といても考え事に浸ってしまうことが多いし、そうするとなんか暗いねなどと構ってほしい圧を感じて面倒くさくなる。親と食事しててもまあそういう反応をされるが、最近はもう気にしないようにしている。
しかしまあ、親を見ていると結構言い合いとかしてるけど、人と一緒にいるとか喋るのが楽しいみたいだ。
こういう人間は人と一緒に暮らすのに向いているのだと思う。
一人になったら寂しくて死んじゃうタイプ(実際母が入院したときの親父は抜け殻だった)。
気の合う人間とは一緒にいて楽しいという感覚を持てたことは多少はあるけど、四六時中一緒に住みたいというレベルまでは行かないからなあ(人生を過去形にしがち)。
そういうことを目指すにはエネルギーを相当必要と感じるし基本的には向いてないのだと思う。
基本的には一人が楽だし、なんかしてもらっても嬉しい反面なんかすまぬなという気持ちがある。
良かれと思ってあれこれされるのも、気にしてくれてありがたいという気持ちと面倒だなという気持ちが同居するわけだ。自分のことは自分でやるのでおkですって感じが強いというか。
(だからこちらから何かをするというのも結構ハードルがある、自分だったらこう感じるしというのがあるから。)
まあ、自分の性質を理解してストレスをのらりくらりかわしながら生きていくよりほかないが、被害者意識みたいのは少なめにしていきたいとは思う。