国民年金の免除申請の結果と年金に対するスタンスについて

スポンサーリンク
スポンサーリンク

先日、国民年金の免除申請の結果が来ました。

結果は全額免除でした。

さして収入が無いので妥当な結果ですね。

今後もアルバイトや株で稼いでもせいぜい3/4免除か1/2免除くらいでしょう。

年金については氷河期世代なので、正直あまり期待はしていません。

今回は国民年金の支払いについて過去にあまり書いていないのでついでに書いていきます。

まあ、個人の偏った判断の可能性もあるので、正確さを求める方は年金機構のサイトや定期便を見て正確な情報を求めてください。

・未納は避けて免除を活用したい

年金については受給開始年齢や支給水準が悪化していく可能性はあるのかなあとは思っています。

しかし、未納は避けるべきだと思っています。

以下の3点で未納より免除のほうが有利です。

 1.免除の場合でも半分支払った扱いになる。

 2.免除でも年金受給に必要な支払い済み年数にはしっかりカウントされる。

 3.障害年金の審査では未納は不利になるが免除は支払い済み扱いなので不利にならない。

これだけ有利なら免除を選択しない理由はありません。

年金制度に意見はあろうと、そんな反骨意識だけで未納を選ぶのは無謀というものでしょう。

さて、全額免除が通らず一部免除や免除なしの場合もちゃんと支払うつもりです。

特に3番目の障害年金のところは大体予想しないところで事故や病気になるので、保険として払っていたほうがいいでしょう。

私もうつ病で障害年金一歩手前な感じ(申請はしてないけど)でしたし、これから悪くなるかもしれないし、病気がいつ起こるかなんてわかりません。

交通事故とか他責による不運で障害を負う可能性もありますし。

・免除しないで全部支払うほうがいい?

これはいろいろ意見の分かれるところだと思います。

私が30代半ばでリタイアした時の試算だと、免除が有利と思いました。

・全額免除した場合は年25万円ほど年金が増える。

・免除せず支払った場合は年50万円ほど年金が増える。

この試算だけだと免除しないほうが有利に思いますが、免除派もそれなりに有利な主張があります。

上記のように免除しなかった場合のほうが年金額は増えますが、全額免除した場合はお金が残るので、免除しないで支払った場合が支払額と支給額の差引額が有利になるのは支給から20年経ったあたりでした。(#)

#想定条件としては免除したお金をインフレ率くらいの債券で運用した想定です。

つまり、65歳から受給したとしても、85歳あたりまでは全額免除派が支払い額と受給額の差し引きで有利になります。(今後計算式が変わらない限り)

公開されている年金試算の計算式にエクセルで計算するとすぐに計算できるので、気になる方はやってみましょう。

・免除をせずに支払う方針に変わるならこんな時かな

私が免除枠以上に支払う可能性があるとしたら、稼ぎすぎた年に税金対策で年を遡って払っておくことはあるかもしれません。

あと、年金を払う余裕があるなら免除して投資口座で運用したほうがと思っていますが、投資口座に置こうが自分は無計画に使ってしまうと思ったら免除せずに保険として払って行くのもありだと思います。

支給開始年齢や支給水準も変動する可能性のある年金ですが、自分の金遣いの粗さや運用能力に大きな問題があるなら、年間あたりの年金受給額が増える(はず)という利点を考えて保険料として払っていくのもありなんじゃないですかね。

特に預貯金を増やせない感じの宵越しの金は持たない派の人にはね。。
身近にもちらほらいますし。

というわけで、免除しない派の意見もそれはそれで有りだと思っています。(厳密な損得で有利不利というよりは、個人の金銭管理能力によって使い分ければ良いと思っています。)

・終わりに

さらっと書くつもりがちょっと長くなりました。

今の所は免除できるなら免除申請を続けていこうと思っています。

全額免除が通って家計的には一安心というところです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

error: Content is protected !!