節約できる出費がないか探す時、何を基準にするかという話です。
現在消費している物事に対して、仮に千円使うごとに1時間労働(清掃とかの肉体労働を想像して下さい)が必要なら本当にその消費が必要かどうか判断できるんじゃないかなと思いました。
千円で1時間というのは都会の最低賃金がそのくらいで、敬遠されがちな肉体労働なら誰でも再現性があるかなと。(もっと時給高い人は自分の時給で考えればよし。)
そう考えると、案外納得できる出費って少ない気がするんですよね。
普段の固定費や消費が必要な労働時間に対して割に合う消費かどうか消費額と労働必要日数をざっくり考えてみる。
私の月の固定的な支出を例に必要労働日数を整理してみます。(1日8時間換算での概算)
・家賃は3万なので、一日8時間とすると3.75日。
・食費は1.6万なので、2日。
・電気水道ガスで0.8万なので、1日。
・携帯や光回線は0.6万なので、0.75日。
・サッカー見放題(dazn)の月額は2千円なので、2時間。
・アマゾンプライムはの月額は400円とすると、0.5時間
— 以下、単発の支出の例 —
・モーニングとか安い外食を5百円とすると、0.5時間。
・軽い外食は千円前後とすると、1時間。
・誰かと飲みにいくと4千円、4時間。
・新作のゲームソフトは8千円前後とすると、1日。
・文庫本一冊は800円とすると、1時間。
・映画館に行くと 2千円、2時間。
・一日外泊は1万前後とすると、1日程度。
・1週間貧乏旅行は5万前後とすると、7日前後。
リストした必要労働時間が割に合うかの考察。各々、自分の時給で考えてみるべし。
さて、コストパフォーマンスですがパッと見た感じは、固定費は家賃が少し高く感じますが、他は納得。
上の固定費リストを合計すると月あたり8日(週2日)働く必要のある生活を私はしているようです。
それにしてもアマゾンプライムは安すぎですね。音楽と映画見たりで使ってます。
家賃の重みを考えると、某大分県の1万以下のアパートなら労働1日程度で済むなとか、掘っ建て小屋やダンボールなら労働0日だ、とかそういう道に進む方が出るのも仕方ないですね。
心境的には家に住むために2日位なら働いてもいいかと思えるので、2万くらいの家賃の部屋を探すべきかもしれない。
食費~アマゾンプライムまではあまり割高感がないので、固定的な支出はちょうどいい消費なのかもしれない。
一方、単発の支出は労働時間に換算すると結構割高と感じましたね、節約するならここかな。
買い物はバーゲンで買う、外食や旅行も工夫次第でかなり格安にすることは出来ますが、基本的には割高なものだなと思います。
自分はもっと稼げるからという人は、肉体労働換算で考えず、いま現在の月の給与を労働時間で割った時給で考えれば良いのではと思います。
最後に
整理してて感じたのは、労働嫌いな自分には今の引きこもリタイアがベターなのかなと改めて思いました。
飲み会のために半日働くとか、1週間の旅行のために1週間働くとか、そういうの考えると割に合わないからよほどの理由がなければナシでいいなと思えます。
まあ、この辺の感覚は本当に人それぞれだと思うので労働苦手度がわかりやすく出る気がします。
とはいえ、お金だけに囚われすぎて機会や視野を狭めるのも良くないような気もします。
惰性で消費しがちな癖は気をつけたいということでこの話は終わりたいと思います。
最近、ラーメン二郎を食べてましたが、1杯700円とかなので、こないだの派遣時給で30分も働けば稼げているなと思って妙に納得していました。
ちょっと残業したらもう何杯でも食べてOK。
しかし、できるだけ働きたくないですなあ。
今回労働がかなり嫌いになりましたので、3か月派遣もこれが最後になるかもしれません。