気になってた本で図書館に置いてたので読んでみた感想を。
題名は「LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界」という本です。
ざっくり読むのに数時間かかったけど、重要ポイントは書評サイトに簡易にまとめられててそれで必要十分かなという気はした(読んだあと書評サイト見たわけだけど)。
抗老化関連の研究者の最前線の人が著者でアンチエイジングネタの種本的存在。
以前読んだアンチエイジングネタの本とかぶっているところがあったが、未来のIPS利用とか老化除去薬、老化細胞撃退ワクチンの開発なんかは研究の最前線の話があって10年先、20年先はどうなってるのか期待しちゃいました。
まあ、金持ちには選択肢が出るのでリタイア資金を貯めまくった人はいいことがあるかも(自分はまあ労働だめなんでほどほどの寿命で諦めます。)
・以下が自分なりに整理したポイント
・細胞一つ一つの老化(遺伝子その他)が蓄積することで全体に機能不全の蓄積を起こしガンや様々な病気を起こすので老化スピードを改善することで寿命は伸びると考えられる、これは動物で特定の老化スイッチ(遺伝子)の検証実験をしてある程度の寿命アップ・ダウンが確認できたところが根拠となっている。
・老化自体が一番の病気や死亡のリスクで、がんは20歳より50歳で100倍、70歳で1000倍確率が上がる。がんを治しても体内年齢が老化していれば別の病気やがんが現れる可能性が高く体内年齢を若く保つことが健康寿命を伸ばす対策となる。
・サーチュイン遺伝子が損傷すると細胞が老化する、サーチュイン遺伝子が活性化されると老廃物の除去や細胞修復などで抗老化作用になるようだ。このシステムは細菌レベルの生き物から哺乳類まで同じ仕組みが受け継がれてきた。
・遺伝子が損傷し続けるような強烈なストレスは修復不可能になるため遺伝子ダメージの大きい放射線や紫外線や栄養失調、タバコ、赤身肉、アルコールなどは控えたほうがいい。
・抗老化機能は特定のストレスによって活性化されることが確認できている。定期的な有酸素運動(15分~)、高負荷短時間の筋トレ、寒さ、腹八分やプチ断食(朝や昼を抜くなど)、低たんぱく食(植物性が良い)。ただし、上記はたまにストレスを与えるから良い話でずっとストレスを与えても逆に栄養失調やら筋トレや冷えの疲労によるダメージが上回ると思うのでそこはやり過ぎず怠けたいと思った。
・本の著者が取り入れているサプリや薬はNMN1g、ミトホルミン1g(糖尿病治療薬)、レスベラトール1g(赤ワインの成分)、ビタミンD・K2、アスピリンとのこと、本書にビタミンD・K2、アスピリンの効能について記述は思い出せないが。
私としては生活習慣で取り入れている部分が多かったのですが、高負荷短時間の筋トレとプチ断食(朝か昼抜く)はもう少し意識しようかなと思う。あと寒さは朝の換気とか冷水シャワー少し取り入れるかな。あと高タンパクも肉ばかり食べないように位の意識はしようかなという感じ。タバコ・酒はもともと好きじゃないので関係ないし。
まあ、生活を楽しみつつたまにリストアップしているネタから1つ2つ体に負荷(刺激)をかけましょうくらいでいいと思う、なんというか神経質になりすぎるとそれはそれでストレスでおかしくなりそうじゃないですかね。
楽しむために生きているのに長寿のために生きるみたいに手段と目的が逆転しちゃうみたいになっちゃうとね。
あと、サプリや薬はビタミン系はマルチビタミンは飲んでる。
NMNは1日数千円~百円くらいまで玉石混交で酵母発酵製法だと発がん性物質が混ざらないとかあるけどそれなりに流行れば大手のサプリメーカーが参入してある程度の人体実験も終わって安全性も担保されるだろうからその頃(数年先?)でいいかなと思う。
ミトホルミンは個人輸入とかで結構安く手に入るから試そうかなと思うけどすでに痩せてるから痩せ薬効果で栄養失調になるおそれもあるし副作用とか気にしながら微量で試すかもくらいの。
レスベラトールはそれなりの量で安いのはなし、これも出回って安くなってそれなりに安全なら将来的に検討くらいの話。
というわけで、忘れないうちにまとめるための記事でした。
短時間筋トレとプチ断食はすぐできる新しい習慣ネタかなという感じ。
まあ、意識して頑張っても運悪きゃ早死してしまうのも人生だと思うのでゆるく意識しましょうくらいのものですね。