某携帯キャリアに親が見事に騙されたので8日間キャンセルをしたよ

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こんちわ。実家ニート見習い中の者です。

つい先日の話なのですが、親が携帯キャリアの料金が高いから安い方に乗り換えたいなどと言っていたのです。

・携帯キャリアから格安SIMに乗り換えたつもりが・・・おかしいぞ。

で、格安なほうに切り替えようとか話してたのですが、
ある日スマホが新しくなっていて、「~(格安SIM)に切り替えた」と言っていたのでふーんと流していたのですね。

で、数日経って親が何度か新しいスマホの設定など絡んで契約したショップに色々確認した結果、携帯の月々の料金の請求が高くなりそうな予定であるらしく、それに混乱していてこちらで色々確認してみました。

すると、格安SIMに切り替えたであろう話(携帯キャリアのショップは格安SIMの代理店なので移行自体はできる)であったのに、私が親の契約時資料を注意深く見た所、驚きの結果でした。

・携帯キャリアで3万ほどのスマホの機種変をしていた。割引もなし。

・機種変ついでに変なオプションをもりもりつけられて月の請求が5千円から1万円程度に上がっていた。

・格安SIMの契約書は一切なし(どう考えても契約していない)

これはどう考えても騙されています。

で、親に根堀葉掘り聞いたところ、格安SIMのプランを提示されてそれに移行する話をしていたらスマホも変えたほうがいいという話になり、~ヶ月後に格安に移行しますという話(口約束)で契約内容を理解しないまま電子端末にサインしてしまったみたいです。

65才以上の老人なので普通は書面を出しての確認が必要と思うのですが。。

そんな馬鹿なと思ったのですが、実際に手書きのメモでショップの担当者の筆跡で格安SIMの料金プランや~月から格安の方に移行するという話が書いてあった(重要証拠)ので親が嘘を言っているようにも思えません。

ですが、親が契約して数日後ショップに行くと~ヶ月後に格安に移行しますの話はなかったことにされたみたいです。

これって、最近ニュースになっている、格安SIMをちらつかせて老人を騙す手法そのものではないですか。

まあ、契約後の料金プランの資料の数字を注意深く見れば月の料金が上がることはわかりますし、格安SIMの契約書がないことも問題でわかるはずですけど、資料の内容と目の前の担当の話と違っていて目の前の担当の口先では~月からは格安SIMの料金になるという話になっているのでまんまと目の前の人間を信じてしまったみたいです。
わからないから専門家にというのは罠ですねえ。

・すぐに対応すればキャンセルできる制度があることを知り、ショップに行ってきたよ。

で、なんとか騙されてした契約(スマホの機種変と余計なオプション追加)をキャンセルしようと動くわけですが、調べていたら便利な制度がありました。

8日間キャンセル(確認措置)という制度です。

噛み砕いて書くと、「通信キャリアの契約で電波状況や商品の説明や契約資料が不十分であった場合、8日以内ならキャンセルができる」というもののようです。

まだ8日以内だったので、明らかに契約時の説明に不備があり、手書きの証拠もあったのでこの制度でなんとか戦うべく準備をしてキャリアのショップに行くことにしました。

基本は契約を行ったショップで8日キャンセルしたいと相談するのが先みたいです。
まあショップが非を認めない場合に備えてキャリアのカスタマーセンタの電話番号の控えと消費者センター(188に電話)に電話することも考えてはいましたが。(キャリアのカスタマーセンターはネットで検索したら出てきますので各自調べてください。)

作戦としては、契約時に出された資料(店員が書いた手書きの格安SIM移行の資料含む)をもとにショップで8日間キャンセルを試みる、ショップが非を認めない場合キャリアのカスタマーに電話するぞと圧力をかける(ショップは単なる代理店なので親玉に相談する効果はありと思う)、圧力をかけてもまだ非を認めないならキャリアのカスタマーにその場で電話してショップの問題点を指摘してカスタマーサポートの方に8日間キャンセルを迫る、それでもだめなら消費者センターに電話しながら圧力をかける。という作戦です。
(今回はちょうどいい証拠がありましたが、ない場合は契約者当人の理解不足や担当の説明や資料の不足で交渉するしかないんですかね。。)

で、キャンセルのためにショップに行きました。
そして、明らかに格安SIMに誘導して(証拠あり)不要なスマホを買わせて本人が理解できないまま余計なオプションを付けて月額料金を上げていることを指摘したら、8日間キャンセルでキャンセル手続きに漕ぎ着けることが出来ました(拍手)。

まあ、でも時間はすごくかかりましたね。8日間キャンセルの承認手続きで1時間位待ち、機種変前の端末に設定戻して新しい方の端末は情報を消して、再度契約をしなおしたりで3時間くらいですかね。

あと、キャンセル処理の中で機種変ついでにもりもり付けた余計なオプションをちゃっかり残そうしていたりでひと悶着あり、まったく油断ならない相手でした。
担当者は別だったので全員クズで組織ぐるみでやってるってことですよ。

もう自分の中でキャリアのショップ店員はオレオレ詐欺集団くらいまで格下げされましたね。該当キャリアそのものの信頼性も大幅ダウンしました。

・なんで騙されちゃったんだろうね。。

騙される方も注意力が足りないというのはありますが、8日間キャンセル制度というのがあること自体がこの問題の起きやすさを物語っているのだと思います。

理解していないものについて、あれもこれも必要だとか言われて手続きも複雑で契約に対する文章も長ったらしいと「意思は伝えたし、その方針でやってくれるならよくわからないけどお任せします。」って感じで従ってしまったのでしょうね。

親も歳はいってますが、普段の買い物で騙されたりとかボケてる感じはそんなないのですが70過ぎてるので衰えているんでしょう。

通信キャリアはCMを常日頃流しててTV好きな親世代には信頼感が高くなりがちであること、明確に相手が騙す意図があること、スマホや通信系の世界は新しい専門用語で埋め尽くされがちなのも原因になるのかなとは思います。

それにしても久しぶりにすごく疲れました。もう親一人では携帯関連の契約しないよう約束をしました。

これに気づいただけでも、実家に戻った意味は少しはあったのかもしれませんね。
そもそも、格安SIMの代理店であっても携帯キャリアのショップに行って移行しようと考えるのが間違っていたと思いますが。

というわけで皆さん、年をとった親が携帯やスマホの機種変やプラン変更をしたときは、おかしな契約になっていないか確認したほうがいいと思います。

8日以内なので、すぐに確認しないと泣き寝入りです。

・おわりに

正直、自分の家の恥部をブログに晒すのは気が乗らないんですけど、今回の件は個人ブログの方の体験記事も解決に役立ったので運悪く同じ問題に遭遇した方の参考になればと記事に残しておきます。

バレなきゃ騙されたやつが悪いみたいな稼ぎ方をTVCMを常日頃流している企業がやるなんて、本当にどうしようもない暗い気持ちになりましたよ。

今回は8日間キャンセルという制度が使えて助かりました。

ただ、キャンセルするための情報にアクセスできる人だけが助かる仕組みより、米国みたいに巨額な懲罰的な賠償制度でも設けてそういう営業をはじめから抑止する仕組みづくりをした方がいいんじゃないかなと思うんですけどね。。

とりあえず、解決できたのでひと安心です。

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