節約というのは結構楽しいもので、
会社を辞めて完全に消費をコントロールできる状況になると、
毎月の消費を抑えることに結構夢中になります。
私もリタイアしてから2年くらい限界に挑む感じで、消費を削りました。
結果として、年間生活費を100万程度を2年達成できたので、
結構な充実感を得られました。
ただ、制限ばかりだと節約ゲームに飽きた頃にストレスを感じると思います。
食費は削るあまり野菜や果物をとらずに病気になっては意味がありませんし、暖房費や冷房費や風呂代を削って不快や不潔な時間を過ごしたり、病気になっては元も子もありません。
いろいろ制限して感じたことは、お金は無いなりに案外楽しめるものだと気が付くと思います。
しかし、忘れがちなのはお金の面ではマイナスだったけど、
消費によって時間の過ごし方としては結構充実していたものまで削ってしまうことがある思います。
お金を節約することも大事ですが、時間や自分の今の感受性という限られたリソースのなかで、
どれだけ生活を楽しめるかというのも、充実した生活を考える上では大事だということに気が付くわけですね。
たとえば、
「1年後死ぬかもよ? それでも、しょぼい節約のために楽しみを削るに値するだろうか?」
という問いに対して自信を持って”YES”と答えられる節約はすべきだと思います。
でも、疑問を感じるなら今のためにお金を使っちゃうのもありだと思います。
そういう、いいとこどりで取捨選択する思考になったほうが人生が充実すると思います。
ローコスト生活のハイスコアを競うゲーマーから、ローコストかつ生活の満足度の掛け算でハイスコアを競うゲーマーになる感じですかね。
私は趣味代に絡んでいうと、スマホやゲーム機、ゲームソフトは大幅に安くなるのを待ったり、本代をブックオフで半額程度にあるもので済ませるとか、映画は旧作限定で100円で借りたり動画配信の見放題の映画を見るとか、そういう節約をしていますが、本当に好きなものは値引きを延々と待つよりは多少高くてもさっさと買って楽しんじゃったほうがいいかなと思っています。
映画も好きな映画なら映画館で見るほうが絶対に楽しいしょうし。音楽も無料のネットラジオより、好きなアーティストならライブに行ったり、サッカーもテレビより熱気のあるスタジアムで観戦してみるのも楽しいでしょう。本なら好きな作家ならハードカバーの新刊を買っちゃうとか。
趣味の中身に関しては読む方によってそれぞれ違うとは思いますが。
あまり、節約にこだわりすぎるあまり、人生の楽しみまで節約しては意味がありません。
本当にやりたかったことのやらなかった理由をお金のせいにして言い訳はしたくないものです。
何事もバランスです。
刹那主義にもならず、ドケチにもならず、ほどほど楽しんで生活していきたいものです。
ただただケチるだけの人生って何が楽しいんだろうと思いますね。
楽しめる事が節約自体ということなんでしょうけど。
僕はスポーツ関連はぱっと使いますね、NFLのゲームならアメリカまでいって観てますし。
最近はご無沙汰ですが。。。
死んでまでカネを持っていけないので楽しめるものを持っていることが重要でしょう。