ゲストハウスに初めて泊まってみた感想と長期旅行適正の話。

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広めの共有スペース、ここでネットしたり、食事したり。夜は缶ビール空けて語らっている人らもいました。ガイド本が置いてあったりもします。

今回の大阪旅行では築1年でわりと綺麗なゲストハウス、ホームホステル大阪に数泊しました。

人生初のゲストハウス泊です。位置的には通天閣に歩いて2,3分のとこですね。街の中心へのアクセスも良さそうだなというのと、設備が新しくてbooking.comの評判がよかったので。

・ゲストハウスの設備は良かったと思う

設備は6~8人分の2段ベッドのある部屋が何部屋かあってドミトリーでした。

各部屋にはドア鍵あり、ベッドにはカーテン付きで電源・USBコンセントありで、布団はなかなかクッションが効いていて寝心地が良かった。部屋のエアコンも適度に涼しくよく眠れた。

カーテンを閉めておけば割とプライベートは確保できる感じでしたね。

貴重品入れは女性用エリアにあるみたいで、私は財布などの貴重品は常に持ってるか、南京錠つきのリュックに入れてました。

共有スペースにはコインランドリー、キッチン(電子レンジ、湯沸かし気、共有のコップ皿、無料のコーヒー・水)、食事用テーブル、男女別のトイレ・シャワー室(シャンプー・ドライヤーあり)などありました。

バスタオルは無料(荷物考えるとここ大事)でした。歯ブラシやカミソリまではさすがに持参。築一年でスタッフが愛想良く、清潔感もあり。

あとは、無料wifiも特に遅さは感じず、実家泊でギガ不足に陥っていた私にはありがたかった。

キッチン、コップや皿もあるよ。無料のお水。お湯ポットとコーヒー、紅茶の粉もあり。自分のラベル貼って冷蔵庫に食材入れといてもいいみたい。

屋上に屋根付きの椅子があるので春秋はここでぼんやりしても良さそう。

屋上もあったが暑くて居る気になれず。なかなかの開放感で、夜にビールとか引っ掛けるにはいいかも。

・居心地はどうだった?

宿泊の価格が2千円程度で中間くらいで客層がマシだったせいなのか、共有エリアと部屋が別フロアである点と部屋毎に扉がある点も手伝ってかイビキをかく人がいなければ騒がしさは無かったです。

私が荷物ゴソゴソやっているのが他の客にはうるさかったかもw
ビニール袋で荷物を分けたりしているもので。

支払いはbooking.com経由で予約したおかげか一泊分無料だった。支払いは現地で現金先払い。

住民は共有エリアで会話や食事をするルールなので、寝る部屋は基本皆寝てて静かだった。連泊ならカーテン締めとけばずっと寝てても静かに過ごせると思います。

そういえば、宿探しをしていて気がついたのだけど大阪のゲストハウスは千円程度からあって、他の地域(東京や札幌など)は2千円程度からなのと比べると安いですね。

あとは国内だと沖縄も安いみたいなので貧乏国内旅行には大阪・沖縄がよさそうですね。

泊まった感想としては外国人比率が高く、共有エリアでパソコンを広げていると英語、フランス語、韓国語、中国語が聞こえてきたので旅行してる感は出る気がしました。

同じ語圏で同じ人種でつるんでる感じでしたね。多分友達同士で泊まっているんじゃないかな。

ちなみに私はスタッフ以外とは会話なしでしたが。それで良かったので。事前にそういうワイワイ騒がしそうな所は避けました。

共有スペースでは酒のんでワイワイやる人と私のように一人でPC広げてネットしてる人と人それぞれで割と居心地が良かったです。

この辺の居心地はゲストハウスの設備や泊まる客次第で相当変わる部分だとは思いますが。

・他の宿泊施設との比較

コストパフォーマンスで考えると、価格帯的にはネットカフェやカプセルホテルが競合だと思うけど、寝心地は良かったし、カプセルの変にやさぐれたオヤジ客層よりはいいかもしれない。

カプセルは広い風呂があるけど、過去の経験上は大部屋になりがちでイビキの合唱を食らう印象がある。ネットカフェは音が筒抜けだし、狭くて体が痛くなったり冷えたりするので泊まるには不適で漫画を読みに行くところだと思う。

ネットカフェ以上、カプセルと同等程度、ビジホ未満、というのが正直な感想かな。

今度大阪に来ることがあったら簡易宿泊所(通称ドヤ泊)も同じくらいの価格だし、試してみたいね。

まあちょっとモラルの低そうな人が多そうなのでなかなか怖いけど。小さいながらも個室ってのが気になる。

・バックパック背負ってゲストハウスで連泊しながら暮らす旅ってどうかな?あと長期旅行と旅行適正の話。

数日暮らしてみて、生活のインフラは完備されているから、今回のような所ならずっとゲストハウスで定住できそうな気がした。(物理的にはだけど)

一人旅でホテルの値段より大幅に安いなら連泊もありかな。

ただ、ホテル泊にしろゲストハウス泊にしろ、生活満足度だと圧倒的に自宅なんだよね。

自宅は一人になれるし、自炊もゲームもできるし、音楽も聞けるし。

高級ホテルにでも泊まらない限りは満足度で勝てないと思う。

旅行中は周辺環境が変わるけど、そんなに観光が好きでもないしなあ。

私は自室に籠もっているのが幸せなタイプなのですな。写真は俺はここから出ないぞ的な猫さん。

自分には外の刺激はたまにでいいんだろうとは思う。

たまに知らない駅まで電車で行ったり、入ったことのないお店にふらっと入ってダラダラするような。そういう非日常がちょうどいい具合というか。

外で見て回るよりは、本を読んで物事の仕組みを知ったり、想像力から生まれた創作物(映画、小説、ゲームなど)のほうが好きなんだと思う。

旅で新しい世界、新しい自分に出会うみたいなキラキラした幻想は無いのよね。(旅で面白い場所に行ってない可能性も0ではないが。。)

世界を知るとかそういうのって、皆スマホのSNSが主な居場所で、娯楽はyoutubeやハリウッド映画等で、音楽はspotify等で、マックやスタバ化されたわかりやすく快適なグーグルでお墨付きの与えられたお店でたむろして、どんどん生活スタイルの差が無くなっていくことを知るってことになるんじゃなかろうか。。

アマゾンで文明放棄した原始人とかそういうのと関わったら衝撃あるかもしれんけどw

私の場合はいつも自宅でひきこもっているから会社とか家族のしがらみから逃げる開放感や新鮮味がないしなあ。

まあ、湧いて出てくるほどお金があって高級ホテルとバランス良い外食にお金を惜しまないような余裕があれば楽しいかもしれないけどねぇ。

とはいえ、旅行で外に目を向ければ自分の内面に目を向けずに済んでリフレッシュにはなるし、久しぶりに自宅に戻ると快適さを有難がれるのは間違いないのだけど。うーん。

そういう意味では自宅が一番であることを強く感じることが旅のメリットなのかも。

ゲストハウス泊の前には実家に2週間くらい泊まってしばらくは自宅から離れていて心底疲れた。まあ、それが目的の旅だったんだけどさ。

長旅は気分転換にはなったけど、千円札の価値が軽くなった感じだったし、今後は自室の半径2,3メートル内にお金を使いたいなというのが正直な気持ち。

自宅の有り難みを忘れた頃にまた旅に出るよ。

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