セミリタイア希望者とフツーの人とのお金に対する価値観の決定的な違い

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予定に縛られない眠りの心地よきかな

セミリタイアしたいと本心で決意する前後でお金に関する価値観が変わるのだと思う。

普通思考だと「お金=仕事以外の限られた時間を楽しむために必要なもの」、セミリタ思考だと「お金=働かない生活(時間)のために必要なもの」なんじゃないかな。

前提に「ずっと仕事のある生活が続くこと」があるかないかの違いは大きいと思う。

私はセミリタイアを意識する以前は、土日で意欲を回復するためならこのくらいの贅沢はいいかなと思って幸福感を得るために遊びに出かけて飲み代を使ったり、物を買って生活満足度がどうなるか調べるような浪費をしていたし、平日もストレス解消のために外で変化のあるランチを食べたいとかコンビニの新製品で一時的な変化を楽しむのもいいなとか、自由になる家での時間を楽しむために少し広めの部屋がいいなとか考えてお金を結構使っていたものだ。

しかし、浪費しても満たされない日々が続いて結局自分はモノを買うのでは満たされなくて時間が欲しいんだということをよく理解して、時間を取り戻すには仕事を辞めて生活するための資金を貯めようという夢(目標)を持つようになった。

そうなると消費傾向は生活満足度を極力落とさずにお金を貯めて自由時間を早く取り戻したいという感じにシフトしていった。

こういった前提の違いがあるから、前者と後者はわかり合えないのだと思う。

セミリタ前の人で極端な節約をする人がたまにいるけど、その人はそれだけ仕事が嫌で早く貯めたいんだと思う。節約度と決意の重みは比例するんでしょう。

知らない街に平日ふらっと降りて探索するのも一つの楽しみ。写真は本厚木のいかがわしい繁華街に居た外飼いねこさん。

セミリタイア後にお金の価値観がまた変わるタイミングが来る説

あと、セミリタ後もまたお金の価値観を見直す必要が出てくるかもしれない。

特に節約志向の生活をやりすぎた場合はお金=あまり働かない生活(時間)を維持しつつ楽しむために必要なもの」とゆるい方向に切り替えて行ったほうがいいのかなと思う。

リタイアのための節約生活をリタイア後もやり続けるには人生は長い。

少しはお金を使って楽しめることを最大化出来ることもやっていったほうがいい面もあると思う。

幸い無職者は無料や定額制のサービス(図書館、ネットフリックスなどの映像配信、スポーツクラブ等)は使い倒せるし、外食や娯楽施設も混雑が無く週末に遊ぶよりは良いサービスを受けられる。

最近は漫画喫茶とかカラオケまで定額制が出てきたようで、娯楽を消化するのが間に合わなくなって行く感じはある。。

旅行はオフシーズンで飛行機も宿も格安で空いている時期に行けるという特典がある。

これらの特典を受けずに家にこもり続けてお金を守るというのは少し楽しむ機会のロスがあるように感じる。

最近は稼ぐ事を考えるのがだるいから超節約引きこもりスタイルにシフトしそうな私がこんな事言うのもあれだけど。

まあ、家に引きこもっても図書館で本を借りたり、アマゾンプライムとかDAZN等の安いサービスに加入して映画やスポーツを見まくったり、無料のネットラジオで音楽を楽しむことでもそれなりに満足できるんだけどね。相場の安くなった中古ゲームや中古本を読んだりもいいし。消費系の娯楽に飽きたらこつこつ創作する系の趣味も挟んでいけばいいし。

あと、何にも追われず考え事をしながらボサーっとする時間も好きなんだよな。

そんなこんなで、セミリタ後にどのくらい働くか・どのくらいお金を使うかのバランス調整は生活しながら自分の感覚でやっていくものだから人それぞれ答えがあるんだろうと思う。

こういうところは人の性格が出るのでセミリタイア後のブログでこんなとこ行ったよ~とか、こんな生活をしているよ~とか、消費傾向がちょっと覗き見れる家計簿なんかを見るといろいろ想像が浮かんで楽しい。

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